みなさん英語出来ますか?
俺は最悪です。
どのくらい最悪かと言えば、20歳半ばの頃の英語力が凡そ「This is a pen」レベルで助動詞という存在すら知らない始末。
そう、英語の点数で一番高かったのは15~20点だったような。
盛り返した今もかなりサボっているので結構停滞気味。

入学試験の時だけ丸暗記して突破した物のどうしようもない英語力のまま生きてきた訳だ。
突破できる問題なのが間違っているというか、仕方ないと言うか。
実際周りの話を聞いてみると、俺は入学試験のみ丸暗記で突破したと言ったが、実際期末試験等定期的な試験等も基本的には暗記で突破したタイプが多く、内容を理解していない人は少なくなかった訳だ。
この中で高学歴の人はその限りでもなかったりするが、それでも基本的には単語暗記ゲーで済ませてるような感じが多かった。

高学歴の中でも英語に興味を持っている人間は基礎をしっかり覚えていた様子ではあるのだが、基本的には惰性が多い。
学校も終わればただの労力の無駄だったような代物である。
が、無駄化と言うと多分そうではない。
今後それを復習すれば、「This is a pen」クラスの人間よりはベースがしっかりしてる為にとてつもない速度で伸びるのだが、結局はやる気次第である。

このやる気。というのがまた難儀な物で、いざやる気が出ても日本人の気質なのか、能力を金で買える勘違い癖が出てしまう。
要するに教材を揃える事で能力を得られる気がしてしまう症候群である。
こんなものいくら買ったって、手を付けなければ無駄銭であれば、スピードラーニング系に至っては最悪である。
聴くだけで語学を習得するなんて成人になってからでは基本的には不可能と言われている。
先も言ったが、能力を金で買える勘違い癖が国民病の様な物な為に、商材を売り込む戦略も「聴くだけで覚える」「一年で習得できる(酷いのだと一か月)」とかそんな甘い謳い文句に飛びつきやすく、効果自体があるかどうかも怪しい商材が多い。

英語圏の環境に身を置けば自然と覚える。なんて話もあり、留学や旅行に行く人もいるが、これも本人次第だ。
俺の友人もそいつの友人がそういう覚え方をした為に、この説を推して俺に話してきたが釈然としない為文句を言った。
覚えた当の本人は「当たり前の努力」を重ねた上で、かつ学んだことを使用して記憶に刻む。
間違ったり通じなければ、後でまた復習するし、相手からしっかり訂正してくれれば、相手の言い回しを聞いてそれを参考にする事も出来る。
俺的には交流する事自体が面白いので、それでモチベーションに繋がる事もあるが、それをストレスに感じる人にも全く効果はない。(そもそもネットや交流サークルが存在する為そこに行けばいい。英語専攻していた後輩曰く、リアル交流サークルは同席する日本人帰国子女とかに英語力を馬鹿にされるらしいが)
環境に身を置くことが最高の近道である事は間違いないが、伴って勉強したり、率先して覚える為に特攻出来る自信は君にありますか?って話なのである。そもそもただでさえネット一本で出来るのに。
余程の熱意と根性が伴って出来る行為であり、一般的な近道では決してないのである。

だが、当の本人からすれば「当たり前の事」であって、そこは苦労でも何でもないのである。
故に「英語の環境に身を置けば簡単に習得できる」なのである。
これは英語自体や英語圏や文化に強い興味を持たない人には逆効果である場合が多い。
所謂英語留学してみたけど、日本語しゃべれる人とつるんでるうちに終わってしまったである。気持ちはわかる。
最悪マジで放り込まれて帰れなくなったらば、否応なく覚える可能性はあるだろうが、それはちょっと無理があるでしょ。

ここまで一般的な勘違いや何故覚えられないか、という事について書いてきたが、タイトル通りじゃあどう勉強しましょうか?という話に移ろうと思う。
これはやっぱりレベル別にはなる。

大学までちゃんと英語をやってきた人は「熟語を沢山覚えましょう」である。
高校までちゃんと英語やってきた人は、「単語を沢山覚えましょう」である。
中学までちゃんと英語をやってきた人は「難しい文法を覚えつつ、単語を沢山覚えましょう」である。
全くやってきてない人は「文法と単語を覚えましょう」である。

あとこれはもう賛否両論だと思うが、もうリスニングとかは正直すっ飛ばしてもいいんじゃないかと思う。
何故かって言うと既知の単語や文章じゃないと聞き取る事自体が不可能であって、結構後からリスニングはついてきたりする。
そもそも成果の曲線自体が上がりにくい中で、交互に鍛える事で覚えた能力を使って目に見える成果を出せないレベルで停滞すると、学習者自身がつまらないからだ。

リーディング能力を極限まで挙げる事で、本を読んだりすることが出来れば、少なくとも本人が自分の成果を実感できる楽しみが生まれる為に、途中で挫折しにくくなる。
どの分野でも結構だが、とにかく成果を実感できない事には面白くないし、基本的に勉強は成果を実感できないものである。
我慢して我慢してある日急に一気に理解できるようになるのは分かってても辛いもの。

そこで簡単な本を読んだりする事がモチベーションには繋がりやすい。
実際「ドラマで覚える」「洋楽で覚える」等のシリーズもよく見かける。
正直普段ドラマの字幕つけてても流し見してても、結局日本語しか見てないから少しも英語力は伸びないが、これもやりようではある。
というか、リーディングで字幕付けるならいっそ英語字幕の方が良いかも。瞬間的に和訳する必要があるのでかなり勉強になる筈。
実際俺も韓国や中国のアニメを見る時この方法を取っていた。

洋楽で覚える、もそれなりに良いかも知れないが、歌詞にする為にちょっとむちゃぶりだったり変則な歌詞にしてる場合も多い。
またはあまり使わないような言い回しとかも見られるかもしれない。あんまりおすすめではないけど、でもシンフォニックとかは面白いかも。
Back into the fire I will have my sword. He won one fight but not the total war.
(我は火中に戻りて我が剣を握るだろう。 彼の者は勝利するも、戦いは終わらない)
とまあこれはRhapsodyだが、非常にわかりやすい書き方してるし教材にはありなのか。
でも好みの洋楽の歌詞見てて殆どのジャンルで「これは駄目だな」って思った上級者パターンは多いので基本はおすすめしない。

そして個人的な一番は漫画である。
今は韓国や中国が英訳漫画作りまくってるし、日本人好きのヨーロッパ人漫画家のmerrywetherayについても私自身時々取り上げている。

基本的にはゼロからのパートであれば。
基本文法を覚える。→助動詞を全部覚える。→単語をちょろっと覚える。→難しい文法を覚える。→単語をしっかり覚える。→接続詞を覚える。→単語を覚えまくる。→前置詞や副詞を全部覚える。→熟語も覚えていく。
の合間でやる事が、本や漫画を見て成果を確かめつつ、実戦で使うであろう言い回しや頻出熟語も覚えていく。

実際俺がオススメする漫画勉強もいざ見て見れば「え、こんな簡単なの?」となると思う。

“Winter Moon、リサ可愛い。本編はこれ以上彼女を虐めないで”
”Hooky、テコ入れ次第で伝説レベルの物語になったろう色々勿体ない作品”
“BFOTD、中盤以降のアレックスはやたら美少女に変貌”

簡単だったり難しかったりは、ジャンルや作者のセリフ回しの癖で大分変わり、難度がペンギンリーダース並から始められるに関わらず、語量も抑えられてる為ストレスもない。
しかも先が気になって面白い。一番いい勉学方法なんだよね。
実際英語圏が日本語覚える際に漫画使う手法は話に聞く以上に多い。(俺がコンタクト取る人間がナードが多いせいもあるだろうが)

せっかく実際に効力がはっきりと証明出来ている方法なんだから使わない手は無いと思うんだよね。
話や言い回しをしっかり見る為に洋書特有のわからないところを読むふりをする事も少なくなるし、絵がある分翻訳取らなくても「あ、この言い回しこういう意味になるんだ」と一発でわかる。

これは例えば一枚目の画像”I can’t hear you.”は「(声が小さくて)きこえな~い」と茶化しているのがよくわかる。
canは出来る能力はあるけど敢えてやらない意味を持つ為、有名な間違いフレーズ、”I can’t speak English”が「英語喋ってやらねーよ」って言う失礼な言い回しであるわかりやすい例。(因みに喋れない事を伝える場合、簡素に伝えるならI don’t speak engで通じる)

まあ、とにかく漫画を推奨というか、とにかく一日でも多く習慣づけて勉強しないと絶対に身につかないので、興味を抱き続けるような環境、仕組みを自分で構成しないと社会人が思い付きで英語習得するのは至極難しいって事。
ゼロからならば実用化まですら余裕で年スパンで掛かるからね。
本気出せば1年で高校大学修得クラス(洋書が読めます、簡単な会話くらいはリアルで出来ます。大体俺クラス)には持ってけるだろうけど、またそこからが長いし。
それら上を見ながら勉強するってやっぱ並の根性じゃ無理だから。

努力家じゃないと自負してるなら、存在しない「楽に覚えれるメソッド」を探す事、買う事ではなく「勉強する意欲が続くメソッド」を構築する事だよね。
ここで見てきて「勉強する意欲が続くメソッド」の答えが、「ひたすら洋画を見続ける」とかだったらもうダメだなって感じではあるが。

※何故ダメかというと、結局無意識に楽して覚えれるメソッドを選択しているって事。「洋画のセリフから覚えた単語や言い回しを参照したり、抜き出して暗記する」等でないとまるで意味がない。

とにかくメインは勉強で娯楽要素は飽くまで道具なんだよって話である。
この娯楽要素を使う事でゼロからでも異国語生活をある程度苦なく続けることが出来るのではないだろうか。

・その他についての追記

1, スマホアプリ等で英語勉強に有効な物はありますか?
俺は余り使わないので詳しくないのだけど、少なくとも”英語のゲーム”はよしておいた方が良いと思う。
一応一通り触ったけども、ゲームとしての役割が強く、本当に勉強嫌がる子供への最低限の処置としてしか使えない気がする。
ココロノセカイ、鬼桃語り、英語物語、えいぽんたんとあるが、この中でまともに使えるのは少なくともえいぽんたんくらいかな。
他のはソシャゲ要素は強いが、教育的要素がかなり少ない。

一方完全勉学用のアプリだが、スタディサプリは触ったことは無い。
あと有名なのだとduolingoだが、これは文法を覚えるのには丁度いいかも知れないが、本当に基礎の基礎で終わる。
基礎の基礎の地盤をしっかり固めるなら英語文法のサイトで復習した方が早い気がする。

あと有名な有料アプリにマジタンってのがあるが、これは本当に超便利。
覚えておきたい英単語がわかりやすく並べてあるアプリ。
覚えた覚えてないマークがいれられるし、必要であればマーク入れてない英単語でクイズも出来る。(っていうか多分クイズメインなんだろうが)
トーイック英単語本数冊分を120円で買える上に簡単に見れて覚えたチェックも好きに入れられるし、記憶線通知もあるし、あるないじゃだいぶ変わると思う。

2, おすすめの教材はありますか?
ないです。
きっとあるんでしょうけど、俺は万年15点クラスの英語能力をまともなレベルに矯正するこの過程で殆ど使ってないので知りません。
単語帳と文法書があればいいと思います。
見た感じフォレスト一冊あれば十分そう、不安ならセットで一億人の英文法。これは実は軽く読んだのだが、読んで損しないがこれ一冊で英文法済ませるには人それぞれの適正もあるので忍びない。
文法は最悪便利なサイト沢山あるのでなんとかなりそうだが、単語帳は買っておいた方が良い。
覚えるべき単語を事細かに順番に提示してくれるサイトは余り無い、実際マニアックなところ行くと超高額な専門書買わないと出てこない英単語もあるらしいし、こここそ金出すポイント。

ただ俺はスマホアプリのマジタンを順番に暗記していった後でトーイックの英単語本買ったら、熟語項目と例文以外あまり役に立たなくなっていた。

3, おすすめの洋書ありますか?
ちょっとカッコつけると難易度がブレて嫌になるかもしれないから(指輪物語なんか罪と罰読んでる感覚)、おとなしくペンギンリーダースでいいんじゃない?
ペーパーバックの漫画ならMilo’s worldとかThe dream of the butterfly、MegaTokyo(癖強いのでオススメしない)とかOmega Complex(むずい)とかあるけど。この中だとミロが一番イージーかな。

英訳、というか元々英語で書かれているペーパーバック等、それらに関して興味があるならOEL comic等で検索すると良い。